ソンウォン、「Chinaplas 2011」に出展し 中国市場における今後の事業戦略を紹介

Tangshan Baifu Chemical社(唐山百孚加工有限公司)外観

Tangshan Baifu Chemical社(唐山百孚加工有限公司)外観

2011年4月20日 – Songwon(松原産業株式会社・本社:韓国ウルサン市、以下Songwon)は、5月17日~20日に中国・広州で開催される「Chinaplas 2011」(ホール12.2、ブースD11)に出展し、同社が昨年発表した中国市場における成長戦略の順調な推移状況に加え、さらなる成長に向けた次のステップについて紹介する予定である。

現在Songwonは中国市場におけるプレゼンスの向上、顧客との関係強化と維持に向けた強固な事業基盤の構築を進めている。Songwonの100%子会社として香港を拠点とするSongwon China社は、中国国内におけるSongwonの全グループ会社の株主として事業を展開しており、Songwon Shanhai Trading社は各国に展開するグループ企業に代わり、Songwon製品の販売と調達を担当している。またChemservice Asia社は、各種法規制への対応に向けた充実したサポート・サ-ビスを提供することでSongwonの中国での事業を補完しており、中国国内においてはREACH対応に関する権威として知られている。

さらにSongwon Baifu Chemical社は、硫黄系酸化防止剤の製造および販売を目的に、中国の樹脂添加剤メーカーであるTangshan Baifu Chemical社との間で設立された合弁会社である。同社の硫黄系酸化防止剤の生産能力は6,000トンであり、2011年中頃を目途に完全統合が予定されている。

Songwonが提供するサービスに対する顧客の要望は、充実した分析研究所のニーズを喚起した。新たな施設は2011年の末までに上海で稼働を開始する予定であり、同社OEM製品の品質管理を担うと共に、スペシャリティケミカルの分析における研究拠点として機能することになる。

Songwonの会長兼CEOである朴 鍾昊(パク・ジョンホー)は「当社は、これほどの短期間で中国市場における成長を遂げられたことを嬉しく思います。」としており、加えて「我々が中国市場の顧客と交わした約束は実現しました。一方で我々には、さらなる成長と長期的なビジネスへの取り組みが期待されています。こうした要望を受け、我々は分析研究所のようなサポート・サービスや当社製品群におけるより一層の拡張を促進します。Songwon Baifu社は中国市場において益々影響力が増すでしょうし、同社の硫黄系酸化防止剤製品はさらに多くの重要地域の顧客へと供給されるでしょう。高い製品基準と競争力のあるマーケットポジションに適合する原材料、中間体や最終製品の安定的な供給を確保するために、当社では現地サプライヤとの間で長期的な協力関係を強化していきます。」とコメントしている。