2015年10月19日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、多くの建築物で利用されているCat5eケーブルを用いて、データ転送速度2.5Gbpsの高速ギガビットイーサネット接続に対応する統合コネクターモジュール「マルチポートマグネティックジャック」を発表した。
モレックスのマルチポートマグネティックジャックは2.5Gbpsデータ転送速度を実現し、1GbE(1ギガビットイーサネット)と比べた性能向上に加え、部品在庫の削減とアセンブリ工程のコスト低減にも寄与する。
マルチポートマグネティックジャックの主な特徴
- マグネティック機能の統合によって、信号整合性の強化、DC電圧の絶縁、ディスクリートマグネティックによるPHYチップ保護を実現
- 様々なネットワーク用途のパワーデバイスに対応し、接続されたデバイスやシステムに電源30Wを供給できる上、エンドポイントの拡張によって60Wまでアップグレード可能
- コネクターシェルにスプリングフィンガーを採用し、対電磁妨害/無線妨害(EMI/RFI)機能を強化するほか、スプリングフィンガー無しの製品に比べ接地を向上
- あらゆるPHYチップおよびアプリケーションに対応し、効率的な設計カスタマイズを実現
本製品はWi-Fiアクセスポイントをはじめ、監視カメラ、POSシステム、スイッチ・ルーター、セットトップボックス、既存1GbE用途といったテレコミュニケーション/ネットワークに適している。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/product/magneticmodularjacks.html をご覧下さい。